非常食や防災セットというと、今までは大地震のための避難用ということばかり考えていたのですが、最近は台風やそれ以外の暴風雨なども多く、自然災害はいつ身近に起こるかわかりません。
お風呂の水をいつもためておく。
くらいのことしかやっていない一人暮らしの女性としては、さすがに年々ひどくなる異常気象のことを考えると、これからのことが不安になります。
防災セットを自分で手づくりするのもいいけど(私も最初そう考えていました)、細かいものを一つ一つそろえるのもけっこう大変。
ここはひとつ、最初は防災セットを買ってみて、使い勝手を試してから個人的に必要なものを加えていく方が効率的かも、と思い至りました。
今回は、女性の一人用防災セットをご紹介します。
本当に使える防災基本セット38品目
HIH 防災グッズ セット ハザードバッグ20 Special
リュック自体が10ℓ入りの給水バッグにもなり、ひとりで1つのリュックを持って避難することを想定しています。デザイン性が高いので、部屋置きしてもおしゃれです。
私が一番気になったのは、アルミのシートとは別にアルミポンチョが入っていたこと。
レディース防災セット MEGAMI
驚いたのは資生堂の人気ブランド「エリクシールシュペリエル」の洗顔料と化粧水、乳液が入っていたこと。
化粧品は普通の防災セットにはなかなか入っていないものですよね。
というか、化粧品は自分であとから加えるものだと思うんです。でも、実際必要になったときに自分では入れ忘れていて、あとからリュックを開けて化粧品を見つけたら、ちょっと気持ちに変化が起こりませんか?
ほかに気になったものは、「防犯ブザー」。
極限状態のストレス下では、被災地域での女性を狙った性犯罪も実際には報告されているんですね。避難所のトイレはちょっと離れたところにあることが多いので、女性一人で行くのは避けた方がいいとも言われています。
そんなときは、防犯ブザーがあると心強いですね。
それと、shelterのデイパックにもいろいろな工夫がされています。
大容量の収納はもちろん、高反射のリフレクターが3つもついていること。これなら自分の存在を他の人の目にしっかりとアピールできますね。
胸の部分にあるベルトのバックルが、ホイッスルにもなるんです。内蔵されているので緊急時にもとっさに対応できますね。でも、セットの中に普通のホイッスルも入っているので、これはあくまでも緊急用ということで。
レディース防災セットKHS-12J
個人的には、リュックの色と形がかわいい!と思いました。
これなら普段部屋に置いてもまったく違和感がないし、というか、普段使いにしたいくらいチャーミングですよね?!
でも、女性目線の細やかさは、水が使えないときを想定したシャンプー用のウェットシートとか、水がなくてもどこでも歯が磨けるペーパー歯磨きなどにも反映されています。
もちろん、生理用品もばっちりです!
個人的にも絶対必要だと思っているアルミブランケットは静音タイプです。ここけっこう重要です。私もアルミブランケットは持っているのですが、これがカサカサ音がするうるさいタイプ。自分一人ならともかく(それでも十分うるさい)、周りに人がいたらちょっとした動きにも気を使いますよね。
まとめ
防災セットも日々進化しているようです。
手作りで大きめのリュックに自分用の中身を詰めていこうかと考えていたんですが、まずは考え抜かれた防災セットを手にしてから、自分に必要なものを加えていくことにしました。
こういう防災セットが部屋にあるというだけで、ちょっと安心しませんか。